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水星の太陽面通過とは?

すいせいのたいようめんつうか

水星太陽面通過とは、水星が地球と太陽の間を通過する際に、太陽面上を小さな黒点のように横切って見える天文現象です。

水星太陽面通過(すいせいのたいようめんつうか)は、水星・地球・太陽がほぼ一直線に並んだとき、太陽の円盤面上を水星が小さな黒い点として横断していく様子が観測される現象です。英語では「Transit of Mercury(水星のトランジット)」と呼ばれます。

水星は地球よりも内側の軌道を公転しているため、地球から見ると太陽の近くに位置します。しかし水星の軌道面は地球の軌道面(黄道)に対して約7度傾いているため、内合(水星が地球と太陽の間に入るタイミング)のたびに太陽面を通過するわけではなく、軌道交差点付近で内合が起きたときにのみ通過現象が観測されます。

水星の太陽面通過の特徴は以下のとおりです。

  • 100年間に約13〜14回しか起きない比較的稀な現象
  • 5月または11月にのみ起きる(軌道交差点が2か所あるため)
  • 太陽投影法や専用フィルターを使った望遠鏡での観測が必要
  • 水星の視直径は小さいため、肉眼での観測は不可能

歴史的には17〜18世紀の天文学者たちが水星と金星の太陽面通過を精密観測し、太陽・地球間の距離(天文単位)の測定に利用しました。現代でも惑星軌道の精密測定や系外惑星探索の手法(トランジット法)の原理として重要な意義を持っています。

使い方・例文

「水星の太陽面通過が観測できる日は、天文台が特別観望会を開いて太陽投影板で来場者に見せてくれることがある」のように、天文イベントの文脈で登場します。

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