黄道光とは?
こうどうこう
黄道光とは、黄道面に沿って広がる淡い光の帯で、太陽系内の塵が太陽光を散乱することで生じる天文現象です。
黄道光(こうどうこう)は、太陽系の黄道面(地球が太陽を公転する軌道面の延長)に沿って見られる、ぼんやりとした三角形あるいは帯状の光のことです。英語では「Zodiacal Light(ゾディアカルライト)」と呼ばれます。
この光は、太陽系内に漂う無数の微細な塵の粒子(主に彗星の残骸や小惑星の衝突で生じた物質)が太陽光を散乱・反射することで生じます。光は内太陽系に集中しており、太陽に近いほど明るく、外側に向かうにつれて淡くなっていきます。
観察条件としては以下が求められます。
- 光害のない暗い空(山岳地帯や離島が理想的)
- 春の黄昏時(西の空)または秋の夜明け前(東の空)
- 月明かりのない時期
- 黄道が地平線に対して急角度になる時期
黄道光は、対日照(たいじつしょう)という現象とつながっており、太陽と反対方向の空にも淡い明るみとして現れます。天文マニアや研究者にとっては太陽系の構造を視覚的に体感できる貴重な現象として知られています。
使い方・例文
春分のころ、光害のない山の上で西の空を眺めると、日没後しばらくして黄道光の三角形の光の帯が肉眼でも確認できます。
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