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金星の太陽面通過とは?

きんせいのたいようめんつうか

金星太陽面通過とは、金星が地球と太陽の間を通過する際に、太陽面上を黒い点として横切って見える非常に稀な天文現象です。

金星太陽面通過(きんせいのたいようめんつうか)は、金星・地球・太陽がほぼ一直線に並んだとき、太陽の円盤面上を金星が黒い点として通過していく様子が観測される現象です。英語では「Transit of Venus(金星のトランジット)」と呼ばれ、天文現象の中でも特に稀なもののひとつです。

金星の太陽面通過は「8年・105.5年・8年・121.5年」という周期でペアが繰り返されるパターンを持ちます。一組の通過は8年間隔で2回起きますが、次のペアまでは100年以上待つ必要があります。そのため生涯に一度見られるかどうかという非常に稀な現象とされています。

金星の太陽面通過が歴史的に注目された主な理由は以下のとおりです。

  • 18世紀に天文学者ハレーが、通過時間の精密測定で太陽・地球間の距離を算出できると提案した
  • 各国が観測隊を世界各地に送り、国際協力による科学測定が行われた
  • 現代では、系外惑星探索のトランジット法の概念実証としても意義がある

観測には日食グラスや太陽観測フィルターが必須で、望遠鏡を使うとより鮮明に見えます。直近では2004年と2012年に通過が起き、多くの天文ファンが観測しました。次回の通過は2117年と2125年の予定で、現在生きている人が次を目にすることはほぼありません。

使い方・例文

「2012年の金星の太陽面通過は21世紀最後の機会とあって、全国の天文台や学校のグラウンドで観測会が開かれ、多くの人が太陽面を横切る黒い点を見守った」のように使われます。

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