正角とは?
せいかく
正角とは、断面が正方形に近い木材の規格寸法のことで、主に建築の柱材として使われる製材品の分類です。
正角(せいかく)とは、製材した木材の断面が正方形またはそれに近い形状のものを指す規格区分です。JAS(日本農林規格)では、断面の辺の比が概ね1対1に近い角材を正角と分類し、建築構造材として広く流通しています。
一般的な正角の代表的な寸法としては、一辺が105mm(3寸5分)や120mm(4寸)のものが住宅の柱材として広く使われています。3寸5分角(105×105mm)は在来木造住宅の管柱・間柱として標準的な規格であり、4寸角(120×120mm)は通し柱や大黒柱に使われることが多くなっています。
正角材の主な用途は以下の通りです。
- 住宅の通し柱・管柱・間柱(構造材)
- 土台・大引き(基礎まわりの構造材)
- 和室の床柱・化粧柱(意匠材)
- フェンス・デッキなどのエクステリア材
これに対し、断面の長辺が短辺の2倍以上のものは「平角(ひらかく)」と呼ばれ、梁・桁などの横架材に使われます。製材所や木材店では正角・平角・小角など断面形状と寸法によって分類・流通しており、建築設計の際には適切な規格の木材を選定することが重要です。材種はスギ・ヒノキ・ベイツガなどが多く使われます。
使い方・例文
木造住宅の構造図に「105×105の正角・スギ」と記載されている場合、断面が一辺105mmの正方形のスギ材が柱に使われることを意味します。
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