棚卸しとは?
たなおろし
棚卸しとは、企業が保有する商品・製品・原材料などの在庫を実際に数え、記録と現物の一致を確認する作業のことです。
棚卸し(たなおろし)とは、企業や店舗が保有している商品・製品・原材料・仕掛品などの在庫(棚卸資産)を実際に数量を数え、帳簿上の記録と現物の一致を確認・照合する作業のことです。「在庫確認」とも呼ばれます。
棚卸しの目的は主に次の2点にあります。
- 在庫の正確な把握:現物の数量を確認することで、帳簿との差異(在庫差異・ロス)を発見する
- 財務諸表の正確性確保:期末の棚卸資産の評価額を算出し、売上原価の計算や貸借対照表の資産額を正確に計上するために必要
棚卸しの方法には継続記録法(常に在庫の増減を記録し続ける方法)と棚卸計算法(期末に実際の在庫数を数えて算出する方法)があります。多くの企業では定期的に実地棚卸しを実施し、継続記録との照合を行います。
実施タイミングは、決算期末(年次棚卸し)に行うことが一般的ですが、半期ごとや月次で実施する企業も多くあります。棚卸しの結果、帳簿と現物に差異が生じた場合は「棚卸差異」として処理され、盗難・廃棄・記録誤りなどの原因を調査します。
なお「棚卸し」という言葉は、ビジネスの場で比喩的に「自分のスキルや業務を一覧化して整理すること」を指す場面でも使われます。
使い方・例文
年度末に店舗が閉店時間後に全商品の数量を数えて在庫管理システムと照合する作業が、棚卸しの典型的な例です。
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