棚に上げるとは?
たなにあげる
「棚に上げる」とは、自分の都合の悪いことや問題点を意図的に無視したり、わきに置いておいたりすることを表す日本語の慣用句です。
「棚に上げる」とは、自分に不都合なことや恥ずかしいこと・非などを、意識的に無視したり、なかったことのように脇に置いておくという意味の慣用句です。
語源は、物を棚の上に置くと手が届きにくく、見えにくくなることから来ています。つまり、問題や事実を棚の上に置いてしまい、あたかもそれが存在しないかのように振る舞う様子を比喩的に表現したものです。
この表現は特に次のような場面でよく使われます。
- 自分の欠点は棚に上げて他人を批判するとき
- 自分の過去の失敗を無視したまま相手を責めるとき
- 議論の場で自分に不利な点をあえて触れずにいるとき
「自分のことを棚に上げて〜」という形で使われることが多く、非難・皮肉・呆れの感情を含んでいます。似た表現に「知らんぷりをする」「目をつぶる」などがありますが、「棚に上げる」は特に「自分に対して都合の悪いことをあえて無視する」というニュアンスが強い点が特徴です。日常会話から文章まで幅広く使われる慣用句です。
使い方・例文
「自分の失敗は棚に上げて、部下のミスだけを厳しく責める上司」のように使います。「自分のことを棚に上げてよく言えるな」という非難の形でも頻繁に登場します。
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