条例制定とは?
じょうれいせいてい
条例制定とは、地方公共団体がその地域の行政運営や住民生活のために、独自のルールを定める立法活動です。
条例制定とは、都道府県・市区町村などの地方公共団体が、議会の議決を経て条例(ローカルルール)を作ることをいいます。日本国憲法第94条および地方自治法の規定に基づき、地方公共団体は法律の範囲内において自治立法権を有しており、その地域に固有の事情に応じたルールを定めることができます。
条例が制定されるプロセスは、おおむね次のような流れになります。
- 首長(知事・市長など)または議員が条例案を発議する
- 議会で審議・委員会での審査が行われる
- 本会議で議決される(通常は過半数、特別多数が必要な場合もある)
- 公布・施行される
条例で規定できる内容は幅広く、次のような分野で活用されています。
- 環境保全(ごみの分別・騒音規制など)
- 青少年保護(有害図書の販売規制など)
- まちづくり・景観保護
- 福祉・子育て支援
- 罰則を含むルール(法律の委任がある場合)
条例は国の法律に反することはできませんが、法律よりも厳しい基準を設けること(上乗せ条例)や、法律が規制していない事項を独自に規制すること(横出し条例)は一定の範囲で認められています。地域住民が条例の制定・改廃を求める「直接請求」制度もあり、住民の意思を地域立法に反映させる重要な手段となっています。
使い方・例文
「路上喫煙を禁止する条例」や「プラスチックごみの削減を推進する条例」など、地域の課題に応じた独自ルールが全国各地で条例として制定されています。
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