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望月新一とは?

もちづきしんいち

望月新一とは、数学の未解決問題「ABC予想」の証明を主張する独創的な理論「宇宙際タイヒミュラー理論」を構築した日本の数学者です。

望月新一(1969年〜)は、京都大学数理解析研究所の教授を務める日本数学者です。整数論・代数幾何学を専門とし、数学界で長年の難問とされてきた「ABC予想」の証明を含む論文を2012年に発表して大きな注目を集めました。

ABC予想とは、整数の加法と乗法の関係に関する深遠な命題で、数論の様々な定理を統一的に説明できると言われています。望月はこの証明のために「宇宙際タイヒミュラー理論(Inter-universal Teichmüller theory、IUT理論)」と呼ばれる全く新しい数学的枠組みを独力で構築しました。その論文は全部で500ページを超え、既存の数学の概念を超えた高度に独自な理論体系を持つため、理解できる数学者が世界にほとんどいないという異例の状況が生まれました。

2020年に京都大学数理解析研究所の機関誌に論文が掲載・承認されましたが、ドイツの著名数学者ペーター・ショルツェらから証明の一部に根本的な誤りがあるとの指摘もあり、国際的なコンセンサスはいまだ形成されていません。その独創性と難解さから、望月の研究は「21世紀最大の数学的謎」のひとつとして注目され続けています。

使い方・例文

ABC予想や宇宙際タイヒミュラー理論が話題になる数学ニュース・科学メディアの記事で、望月新一の名前が取り上げられます。

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