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最低賃金制度とは?

さいていちんぎんせいど

最低賃金制度とは、国や都道府県が法律に基づき、事業主が労働者に支払わなければならない賃金の最低限度額を定める仕組みです。

最低賃金制度は、労働者の生活の安定と労働条件の向上を目的として、国が賃金の最低限度額を法律で保障する仕組みです。日本では最低賃金法に基づき、都道府県ごとに決められる「地域別最低賃金」と、特定の産業について定められる「特定最低賃金」の二種類があります。地域別最低賃金は、その地域の生計費や賃金水準、企業の支払い能力などを考慮して、毎年見直しが行われます。

事業主は、パートやアルバイトを含むすべての労働者に対して、最低賃金額以上の賃金を支払う義務があります。これを下回る賃金しか支払わなかった場合は、法律違反として罰則の対象となることもあります。最低賃金制度は、低賃金労働者の生活を守るとともに、企業間の不当な低価格競争を防ぎ、経済全体の健全な発展を支える役割も担っています。近年は物価上昇や働き方の多様化を背景に、最低賃金の引き上げをめぐる議論が活発に行われており、地域間の格差の是正も課題として議論されています。

使い方・例文

たとえば、時給900円の地域で最低賃金が950円に引き上げられると、事業主は時給を950円以上に見直す必要があります。

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