押井守とは?
おしいまもる
押井守は、哲学的・実験的なアニメ演出で国際的評価を得た日本のアニメ映画監督であり、『機動警察パトレイバー』や『攻殻機動隊』で知られています。
押井守(おしいまもる)は、1951年生まれの日本のアニメーション監督・映画監督です。東京都出身で、東京学芸大学卒業後にタツノコプロに入社し、その後スタジオぴえろを経てフリーランスとなりました。
監督作品の特徴は、アクションや娯楽よりも哲学的な問いかけや映像の詩情を重視するスタイルにあります。長い沈黙、雨のシーン、独白的なモノローグが多用され、一部の批評家からは難解と評されることもありますが、その映像美と思想的深度は世界中の映画人から高い評価を受けています。
主要な監督作品は次のとおりです。
- 『機動警察パトレイバー the Movie』(1989年)・続編(1993年)
- 『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)
- 『イノセンス』(2004年)— カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品
- 『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(2008年)
特に1995年の『攻殻機動隊』は、デジタルと有機体が融合した社会における「魂(ゴースト)」の所在を問う作品として、世界のSF映画史に刻まれる一作となりました。ウォシャウスキー姉妹や数多くのクリエイターが影響を公言しており、海外での影響力は日本のアニメ監督の中でも屈指の水準にあります。文筆家としても活動しており、複数の評論・エッセイを発表しています。
使い方・例文
「押井守監督作品」と聞くと、難解だが映像美が際立つ哲学的アニメを連想するのが一般的で、アニメ学校や映画学校のカリキュラムでも引用される機会が多い監督です。
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