忠言耳に逆らうとは?
ちゅうげんみみにさからう
「忠言耳に逆らう」とは、誠実な忠告は聞くのが辛く感じられるものだという意味のことわざです。
「忠言耳に逆らう(ちゅうげんみみにさからう)」は、「正直で誠実な忠告・諌言は、聞く者の耳に逆らって不快に感じられるものだ」という意味のことわざです。中国の古典を起源とする漢籍由来の表現で、日本でも古くから使われてきました。
このことわざの背景には、人間の心理的な傾向が指摘されています。自分にとって都合の悪いことや、自分の行いを批判・反省させるような言葉は、たとえそれが相手の真摯な思いやりから来るものであっても、素直に受け入れにくいという人間の本質が込められています。
よく対となって使われる表現として「良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)」があります。苦い薬が体によく効くように、聞くのが辛い忠告こそが本当に役に立つという意味で組み合わせて使われることが多く、「良薬は口に苦し、忠言耳に逆らう」と続けて引用される場面が見られます。
この表現の教訓は、耳の痛い忠告を受けたときこそ冷静に受け止める大切さと、逆に忠告する側が相手の抵抗を覚悟しながらも誠実に伝えることの価値を示しています。目上の人に諌言を行う行為への敬意も含んだ表現です。
使い方・例文
上司から耳の痛い指摘を受けたとき、「忠言耳に逆らうというが、これが自分の成長につながると思って素直に聞こう」と気持ちを切り替える場面で使われます。
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