志賀潔とは?
しがきよし
志賀潔とは、明治期の日本の細菌学者で、1897年に赤痢菌(シゲラ属)を発見したことで世界的に知られる人物です。
志賀潔(しが きよし、1871〜1957年)は、日本の細菌学者・医学者です。仙台生まれで、東京帝国大学医学部を卒業後、北里柴三郎が主宰する伝染病研究所で研究を行いました。
1897年、日本国内で大流行していた赤痢(疫痢)の原因菌を発見し、翌年その成果を発表しました。この細菌は後に「赤痢菌(Shigella dysenteriae)」と命名され、属名「Shigella(シゲラ)」は志賀の名に由来します。発見当時の赤痢は致死率が高く、衛生環境の悪い地域で猛威を振るっていたため、この発見は感染症医学における大きな成果となりました。
志賀はその後、北里柴三郎とともにドイツに渡り、ベルリンでロベルト・コッホのもとで研鑽を積みました。帰国後は慶應義塾大学や京城帝国大学(現ソウル大学校)の医学部長などを歴任し、日本の細菌学・感染症学の発展に貢献しました。赤痢菌の発見は日本人研究者が世界の医学史に名を刻んだ業績として今日も高く評価されています。
使い方・例文
高校生物や医学史の授業で「赤痢菌を発見した日本人科学者」として登場することが多く、細菌の属名に人名が付けられた代表的な例として挙げられます。
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