廉頗とは?
れんぱ
廉頗は中国の戦国時代に趙に仕えた名将で、長年にわたって趙を守護した老練な武将として知られ、「老いてなお盛ん」の故事でも有名な人物です。
廉頗(れんぱ、生没年不詳、前3世紀頃に活躍)は中国の戦国時代、趙(ちょう)に仕えた名将です。恵文王・孝成王・悼襄王の三代にわたって仕え、長期間にわたって趙の安全保障を支えました。
その活躍として特に著名なのは長平の戦い(前260年)です。初期の段階では廉頗が趙軍を指揮し、秦の大軍に対して籠城戦術で持久戦を展開しました。しかし趙王は秦の離間工作に乗せられて廉頗を解任し、経験の浅い趙括に交代させてしまいました。これが大敗の一因となったとされ、廉頗の判断の正しさが逆説的に証明される結果となりました。
廉頗と宰相・藺相如(りんしょうじょ)の逸話「刎頸の交わり」も有名です。廉頗は当初、文官の藺相如が高い地位を得たことに反発しましたが、藺相如が「国家のために個人的な争いを避けている」と知り深く反省し、茨を背負って詫びを入れ、二人は生死を共にする親友となりました。
晩年は政争に敗れて魏・楚へと流浪しましたが、趙はその後も廉頗の再登用を検討するほどその力量を評価していました。「廉頗老いてなお飯を能く食らう」という言葉は、今日でも老齢でも壮健であることを指す慣用表現として使われます。
使い方・例文
中国史や故事成語の学習で「刎頸の交わり」や「老いてなお盛ん」を説明する際に廉頗の名が登場します。
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