平櫛田中とは?
ひらぐしでんちゅう
平櫛田中は、日本の木彫刻を代表する彫刻家で、写実と精神性を兼ね備えた作品で知られています。
平櫛田中(ひらくし でんちゅう、1872〜1979年)は、日本を代表する木彫刻家の一人で、107歳という長寿を全うし、生涯にわたって彫刻制作に打ち込んだことでも知られています。
岡山県生まれで、西洋彫刻の技法と日本伝統の木彫の精神を融合させた独自のスタイルを確立しました。師である高村光雲の影響を受けながらも、写実主義に精神的な深みを加えた作品を生み出し、近代日本彫刻の礎を築いた人物として評価されています。
代表作には以下のものがあります。
- 「鏡獅子」:六代目尾上菊五郎をモデルにした歌舞伎の名場面を彫り込んだ大作で、東京国立博物館に所蔵される
- 「老猿」:躍動感あふれる動物彫刻
- 「岡倉天心像」など著名人の肖像彫刻
100歳を超えてもノミを握り続けた逸話は広く知られており、「今やらねばいつできる 私がやらねば誰がやる」という言葉は今も多くの人に引用されています。文化勲章を受章し、日本の文化財保護と木彫芸術の発展に大きく貢献しました。
使い方・例文
平櫛田中の「鏡獅子」は歌舞伎の名場面を木彫で再現した大作で、東京国立博物館の所蔵品として多くの人に鑑賞されています。
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