川崎正蔵とは?
かわさきしょうぞう
川崎正蔵は、明治時代に川崎造船所(現・川崎重工業)を創立した日本の実業家で、近代日本の重工業発展に大きく貢献した人物です。
川崎正蔵(かわさき しょうぞう、1837年〜1912年)は、薩摩藩(現・鹿児島県)出身の明治時代の実業家です。若くして商業の世界に入り、貿易商として活躍した後、造船業に着目しました。
1878年(明治11年)、川崎正蔵は東京築地に川崎造船所を創設しました。当初は木造船の修繕・建造を手がけましたが、その後神戸に拠点を移し、鉄鋼船の製造へと事業を拡大しました。明治政府が推進した殖産興業政策とともに事業は急成長し、日本の近代造船業の草分けとなりました。
川崎造船所は後に川崎重工業へと発展し、造船のみならず航空機・鉄道車両・二輪車・産業機械など幅広い製品を手がける総合重工業メーカーとなりました。今日の川崎重工業はその直接の前身です。
川崎正蔵は単なる実業家にとどまらず、明治期の日本が西洋の技術を積極的に取り入れ近代化を進める中で、民間主導で重工業を育てた先駆的な企業家として高く評価されています。実業界引退後も社会事業や教育支援に取り組みました。
使い方・例文
日本の近代産業史や重工業の歴史を扱う書籍・授業では、川崎正蔵は「川崎重工業の創業者」として必ず取り上げられる人物です。
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