山崎實とは?
やまさきみのる
山崎實は、20世紀後半に活躍した日本の建築家で、地域性と近代建築を融合させた公共建築・住宅の設計で知られます。
山崎實(やまざき みのる、1912〜1986年)は、アメリカ・シアトル生まれの日系アメリカ人建築家(英語名:Minoru Yamasaki)で、20世紀アメリカ建築界を代表する人物の一人です。日系移民の家庭に育ち、ワシントン大学で建築を学んだ後、ニューヨークで実務経験を積みました。
山崎の建築は、国際様式(インターナショナル・スタイル)の合理性と、ゴシックや日本・イスラム建築への参照を組み合わせた装飾性が特徴です。細い垂直線を強調した外観と、人間的な繊細さを建物に与えることを重視しました。代表作として以下が挙げられます。
- ワールド・トレード・センター(ニューヨーク、1973年竣工)— ツインタワーとして世界的に有名
- プルーイット・アイゴー住宅団地(セントルイス、1955年)— のちに1972年に解体され近代建築批判の象徴とされた
- マクレガー記念会議センター(ウェイン州立大学)
プルーイット・アイゴーの解体は、近代建築・社会住宅の問題点を象徴するできごととして建築史・都市計画の授業で頻繁に取り上げられます。ワールド・トレード・センターは2001年9月11日の攻撃で崩壊しましたが、山崎の名をあらためて世界に知らしめる機会にもなりました。
使い方・例文
「建築の授業でプルーイット・アイゴーの解体映像が流れると、山崎實の名前とともに「近代建築の失敗」という文脈で紹介されることが多いです。」
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