小田原城とは?
おだわらじょう
小田原城とは、神奈川県小田原市に建つ日本の城で、戦国時代に後北条氏の本拠地として関東一の堅城と称された史跡です。
小田原城は神奈川県小田原市に所在する平山城で、相模湾に近い小高い丘に築かれています。戦国時代に北条早雲(伊勢宗瑞)が拠点を置いて以降、後北条氏5代にわたって整備・拡張され、関東最大規模の城郭へと発展しました。
総構え(そうがまえ)と呼ばれる城下町全体を囲む土塁と堀の防衛網が最大の特徴です。その延長は約9キロメートルにも及び、城下の住民ごと守る発想は当時の日本では画期的でした。豊臣秀吉による1590年の小田原征伐では、全国の大名が動員された大軍に包囲されながらも長期間籠城を続け、「難攻不落」の名声を高めました。
江戸時代には稲葉氏・大久保氏などが城主となり、幕末まで存続しました。明治維新後に取り壊されましたが、1960年(昭和35年)に天守閣が鉄筋コンクリートで復元されました。現在の見どころは次のとおりです。
- 再建天守閣(内部は歴史博物館)
- 江戸時代に築かれた石垣・堀
- 城址公園内の梅林・桜
- 歴史見聞館・銅門(あかがねもん)などの復元施設
国の史跡に指定されており、年間を通じて多くの観光客が訪れる小田原市のシンボルです。
使い方・例文
小田原征伐を扱う歴史の授業や、神奈川・静岡方面への旅行計画の際に「小田原城」が話題になります。春には桜の名所としても知られます。
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