家政学とは?
かせいがく
家政学とは、家庭生活のあらゆる側面を科学的・体系的に研究し、豊かで健全な生活の実現を目指す学問分野です。
家政学(かせいがく)は、人間の日常生活とそれを取り巻く家庭環境を対象に、食・衣・住・家族・経済など多岐にわたるテーマを総合的に研究する学問です。英語では「Home Economics」または「Human Ecology」と呼ばれ、単なる「家事の技術」にとどまらず、生活の質(QOL)の向上を科学的に追求する点に特徴があります。
家政学が扱う主な領域は以下の通りです。
- 食物・栄養:栄養学・調理科学・食品衛生
- 被服:繊維素材の特性・衣服設計・染色・消費者行動
- 住居・環境:住空間設計・インテリア・建築環境工学
- 家族・保育:家族関係論・子育て・高齢者ケア
- 家庭経済・消費者教育:家計管理・消費者問題・環境配慮型消費
家政学は19世紀後半のアメリカで女性の高等教育機会拡大とともに発展し、日本では明治期以降に導入されました。現代では持続可能な消費・少子高齢化への対応・食育など、社会的課題との接点も広く、栄養士・管理栄養士・家庭科教員・消費生活アドバイザーなど多くの専門職に直結する学問として大学や短期大学で教育が行われています。
使い方・例文
大学の家政学部では、栄養バランスを考えた献立作成・被服の製作実習・住環境のバリアフリー設計・家計シミュレーションなど、生活全般にわたる実践的な学習が行われます。
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