宇野重吉とは?
うのじゅうきち
宇野重吉とは、昭和を代表する日本の俳優・演出家で、劇団民藝の創設者として知られる舞台芸術の第一人者です。
宇野重吉(1914〜1988年)は、日本の俳優・演出家で、新劇運動の中心人物として昭和の演劇界をリードしました。富山県生まれで、本名は寺崎譲。戦前から舞台俳優として活動を始め、戦後の1950年に滝沢修らとともに「劇団民藝」を結成し、その理念的・実践的な柱となりました。
劇団民藝では、社会的なテーマを持つリアリズム演劇を中心に据え、反戦・平和・人間の尊厳を訴える作品を多数上演しました。演出家としても高い評価を受け、日本の新劇の質的向上に大きく貢献しました。代表的な出演舞台には、チェーホフやゴーリキーといった海外作家の作品から、三好十郎ら日本の劇作家の作品まで幅広い演目があります。
映画にも多く出演し、日本映画の黄金期を代表する名優のひとりとしても知られています。息子は俳優の寺尾聰で、芸能一家としても注目されました。日本芸術院賞や文化功労者の称号なども受けており、日本の舞台芸術の発展に生涯をかけて尽くした功績は高く評価されています。
使い方・例文
「劇団民藝」や昭和の舞台演劇を語る文脈で「宇野重吉」の名が挙がります。新劇の歴史を振り返る際に必ず登場する重要人物です。
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