如月とは?
きさらぎ
如月とは、旧暦における2月の和風月名で、寒さのため衣を重ね着する「衣更着(きさらぎ)」が転じたとされる呼び名です。
如月(きさらぎ)は、日本の旧暦において2月を指す和風月名です。「きさらぎ」という読みは独特で、漢字の「如月」はこの音に当てた借字(あて字)とされています。
名称の語源については複数の説があります。最も有力とされるのは、寒い季節にさらに衣を重ねて着ることから「衣更着(きぬさらぎ)」が転じたという説です。ほかにも、草木が「生い更わる(きわまる)」月という説や、中国の古典に由来して「如月」という漢字表記が用いられたという説なども知られています。
旧暦の如月は、現在の新暦でおおむね2月下旬から4月上旬頃に当たります。旧暦では如月はまだ冬の終わりから春の始まりにかけての時期にあたり、梅や早咲きの桜が見頃を迎えるころです。
現代では新暦の2月に「如月」を当てはめて使う習慣が定着しており、手紙の時候の挨拶や文芸表現など改まった場面でよく使われます。俳句では冬から春へ移り変わる季節感を表す語として用いられることがあります。
また、「如月」という言葉は人名や地名、商品名などにも使われることがあり、日本語の文化的背景を感じさせる雅な呼び名として広く親しまれています。
使い方・例文
手紙の書き出しで「如月のみぎり」と表現したり、時代小説や俳句で2月の情景を描く際に「如月」という語が登場します。
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