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天守閣とは?

てんしゅかく

天守閣とは、日本の城において最も高くそびえる象徴的な多層の建築物で、防衛拠点であるとともに城主の権威を示す役割を持っていました。

天守閣(てんしゅかく)は、日本の城郭建築において中心に置かれた多層の高楼(こうろう)です。単に「天守(てんしゅ)」とも呼ばれ、「天守閣」は近代以降に広まった呼称です。戦国時代から江戸時代初期にかけて最も多く建てられ、城の軍事的拠点であるとともに城主(大名)の権威と財力を示す象徴的建造物でした。

天守閣の構造は一般に、石垣の上に建てられた「天守台」の上に、木造・漆喰壁の多層建築が重なる形式をとります。外観の層(重)と内部の階(階)が異なる場合が多く、姫路城のように五重六階の構造を持つものもあります。

天守閣の形式にはいくつかの種類があります。

  • 独立式:天守単体で独立して建つ形式
  • 複合式:天守に小天守や付属建物が直接接続された形式
  • 連結式:複数の天守が渡り廊下で結ばれた形式
  • 連立式:複数の天守・小天守が四方を囲む形式(姫路城など)

江戸幕府の一国一城令(1615年)により多くの城が取り壊され、幕末・明治維新・戦災を経て現存する天守は全国でわずか12城(現存12天守)にとどまります。姫路城・松本城・彦根城・犬山城などが世界遺産や国宝に指定されており、現在は観光と文化財保護の対象として大切にされています。

使い方・例文

姫路城の天守閣は白壁の美しさから「白鷺城」とも呼ばれ、ユネスコ世界文化遺産にも登録された日本を代表する城郭建築です。

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