大石誠之助とは?
おおいしせいのすけ
大石誠之助とは、明治時代の社会主義者・医師で、大逆事件(1910年)に連座して処刑された人物です。
大石誠之助(おおいし せいのすけ、1867〜1911年)は、明治時代の医師・社会主義運動家。和歌山県新宮市出身で、アメリカで医学を修め帰国後に開業医として活動しながら、社会主義・無政府主義の思想を広めました。
大石は地元・新宮で貧しい人々への医療に尽力する一方、講演や執筆を通じて社会変革を訴えました。当時の明治政府は社会主義運動を危険視しており、1910年に発覚した「大逆事件」(明治天皇暗殺計画があったとされる事件)の際、大石も被告のひとりとして逮捕されました。
大逆事件は、実際には証拠が薄く、政府が社会主義者を一掃するために利用したとする見方が歴史的に強く、大石もその犠牲者と評価されることが多いです。1911年1月に幸徳秋水ら多数の仲間とともに処刑されました。
没後も郷土の先人として再評価が進み、新宮市ではその遺徳をたたえる取り組みが続いています。大逆事件の研究において欠かせない人物のひとりです。
使い方・例文
明治期の社会主義運動史や大逆事件を調べる際に、大石誠之助の名は必ず参照されます。
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