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大丸松坂屋百貨店創業者(下村彦右衛門)とは?

しもむらひこえもん

下村彦右衛門とは、江戸時代に大丸(現・大丸松坂屋百貨店)を創業し、「先義後利」の経営理念で近代日本の百貨店の礎を築いた商人です。

下村彦右衛門(しもむら ひこえもん、1680年〜1748年)は、江戸時代中期の商人で、現在の大丸松坂屋百貨店の前身となる「大丸屋」を創業した人物です。「先義後利栄」(義を先にして利益は後回しにする、その結果として栄える)という経営理念を掲げ、誠実な商売で信頼を積み重ねました。

下村は京都の伏見で生まれ、若くして商売を学んだ後、1717年(享保2年)に京都・伏見に「大文字屋」を開き、後に「大丸屋」の屋号で呉服商を営みました。当時の商習慣では掛け売り(後払い)が一般的でしたが、大丸屋は現金売り・正札販売(値引き交渉なしの定価販売)を徹底し、透明性の高い商売で顧客の信頼を獲得しました。

下村の経営の主な特徴は以下のとおりです。

  • 「先義後利栄」の経営理念:誠実さを商売の根本に置く
  • 現金掛け値なし:値引きなしの定価販売で公正な取引を実現
  • 丁寧な接客と品質重視:顧客との長期的な信頼関係を構築
  • 大坂・江戸など各地への出店による全国展開の基盤づくり

大丸屋はその後、江戸時代を通じて京都・大坂・名古屋などに出店を拡大し、近代以降も百貨店として発展を続けました。2010年に松坂屋と経営統合してJ.フロント リテイリングが誕生し、現在は大丸松坂屋百貨店として全国に店舗を展開しています。下村の「先義後利」の精神は、今日もグループの経営理念として受け継がれています。

使い方・例文

「大丸の創業者・下村彦右衛門が掲げた『先義後利』の精神は、現代のCSR経営に通じる考え方として経営学の授業でも取り上げられる」という形で登場します。

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最終更新:

同じ読みのことば

「しもむらひこえもん」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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