夕顔とは?
ゆうがお
夕顔とは、ウリ科の一年草で、夕方に白い花を咲かせ、その実がかんぴょうの原料となる植物です。
夕顔(ゆうがお)は、ウリ科ユウガオ属に属する一年草の植物です。熱帯アメリカ原産とされており、日本には古くに渡来したと考えられています。つる性の植物で、白くて大きな花を夕方から夜にかけて咲かせる習性があり、これが「夕顔」という名前の由来です。朝には花がしぼんでしまうことも特徴の一つです。
夕顔は、その果実がかんぴょう(干瓢)の原料として特に重要です。果実を薄く帯状に剥いで乾燥させたものがかんぴょうで、太巻きずしの具材として広く知られています。栃木県は全国有数のかんぴょう産地として有名です。
植物・文化面での特徴は以下のとおりです。
- 果実は大きく、直径30〜50センチメートルに達するものもある
- 白く甘い香りの花は夕方から夜に開き、翌朝には散る
- 源氏物語の登場人物「夕顔」にちなんで文学的なイメージが強い
- 朝顔や槿(むくげ)とともに、はかなさの象徴として和歌・俳句に詠まれてきた
「朝顔」が朝に咲くのに対し、夕顔は夕方以降に咲くことで対比的に語られることが多く、平安文学をはじめとする古典にも多く登場します。食材としても文化的な象徴としても、日本の生活に深く根づいた植物です。
使い方・例文
太巻きずしや巻き寿司の具材として使われるかんぴょうの原料として夕顔が登場するほか、俳句や古典文学を語る場面でも引き合いに出されます。
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