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塚本由晴とは?

つかもとよしはる

塚本由晴とは、東京工業大学教授で建築家の「アトリエ・ワン」共同主宰者であり、「メイド・イン・トーキョー」など独自の都市論・建築論で国際的に評価される人物です。

塚本由晴(1965年生まれ)は、日本建築家・建築理論家です。東京工業大学大学院修了後、フランスパリ建築大学ベルヴィル校への留学を経て、1992年に貝島桃代とともに設計事務所「アトリエ・ワン」を共同設立しました。現在は東京工業大学の教授として教育・研究活動を続けながら、国内外で建築設計・都市研究を行っています。

アトリエ・ワンが注目を集めた契機の一つは、1996年に発表した書籍・リサーチ「メイド・イン・トーキョー」です。東京の街に散在する、機能が複合した奇妙な建物(高速道路の下の住宅、パチンコ店の屋上のゴルフ練習場など)を「ダメ建築」として収集・分析したこの研究は、経済合理性と機能混在が生み出す東京独自の都市的豊かさを積極的に評価するものとして建築界に新鮮な衝撃を与えました。

塚本の建築・都市論における重要な視点は以下の点にまとめられます。

  • 建築と都市を分離せず、街の「振る舞い」として一体的に捉える視点
  • 小規模・低予算でも豊かな空間体験を生み出す設計手法
  • 行為・活動(ビヘイヴィア)を建築設計の出発点に置く「ビヘイヴィオロジー」の提唱
  • 地域や文化を横断する国際的な都市フィールドワーク

ハーバード大学や多数の国際的な学校での客員教授経験を持ち、ヴェネツィア建築ビエンナーレへの参加など国際舞台でも活躍しています。現代建築における「小さな建築」と都市との関係を問い直す実践的な理論家として高く評価されています。

使い方・例文

建築学の授業や都市論の文脈で、東京の街づくりや現代日本建築を論じる際に塚本由晴とアトリエ・ワンの名前が引用されます。

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