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国際標準公文書記述とは?

こくさいひょうじゅんこうぶんしょきじゅつ

国際標準公文書記述(ISAD(G))とは、アーカイブズ(公文書館・記録館)が保有する文書・記録を国際的に統一した方法で記述・共有するための国際規格です。

国際標準公文書記述(General International Standard Archival Description、略称ISAD(G))は、国際公文書館会議(ICA)が策定したアーカイブズ記述の国際規格です。公文書館や企業・団体のアーカイブズが所蔵する記録・文書群を、統一された形式で記述・整理・公開するための枠組みを提供します。

従来、各国・各機関の記録管理では記述方法バラバラで、所蔵資料の相互検索や国際的な情報共有が困難でした。ISAD(G)はこの問題解決するため、1994年に初版が公表され、2000年に改訂第2版が出されました。記述の構成要素として26の情報要素が定義されており、そのうち6つの必須要素が特に重視されます。

  • 識別記号(資料の一意識別)
  • タイトル(資料群の名称)
  • 作成者(文書を生み出した個人・組織)
  • 年代(資料の対象期間)
  • 記述レベル(全体・シリーズ・ファイル等の階層)
  • 数量・規模(点数・ページ数など)
記述は「フォンド(資料群全体)→シリーズ→ファイル→アイテム」という階層的な構造で行われるため、大量の記録も系統立てて管理できます。

日本でも国立公文書館をはじめ、自治体アーカイブズや大学文書館がこの規格を参照して目録を作成しており、国際的な資料共有やデジタルアーカイブの構築に役立てられています。

使い方・例文

国立公文書館が所蔵する戦前の行政文書をデジタル公開する際、ISAD(G)に準拠した目録情報を付与することで、海外の研究者も統一された形式で資料を検索できるようになります。

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