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吉田耕作とは?

よしだこうさく

吉田耕作は、20世紀日本を代表する数学者で、関数解析学・半群理論の分野における「吉田-ヒレの定理」で世界的に知られています。

吉田耕作(1909〜1990年)は、日本数学者で、関数解析学・半群理論の発展に多大な貢献をした人物です。東京大学で数学を学び、その後長くプリンストン高等研究所や名古屋大学などで研究・教育に携わりました。

最大の業績は、1948年にアメリカの数学者エイル・ヒレと独立して発見したヒレ-吉田の定理(Hille-Yosida theorem)です。この定理は、バナッハ空間上の強連続半群の生成作用素を特徴付けるもので、熱方程式や波動方程式などの偏微分方程式の解の存在・一意性を論じる際に欠かせない理論的基盤となっています。

吉田はこの研究成果を1948年に論文として発表しましたが、同年にヒレも同内容を独立して発表しており、両者の名が定理に冠せられることになりました。この業績は現代の関数解析学・応用数学・数理物理学に広く影響を与えています。

また、吉田は関数解析学の標準的な教科書として世界中で使われた著作『Functional Analysis』を執筆し、後進の研究者の育成にも貢献しました。日本の数学が国際水準に達するうえで重要な役割を果たした学者として高く評価されています。

使い方・例文

「偏微分方程式の解の存在証明にヒレ-吉田の定理を適用する」という形で、数学・物理の専門的な文脈で登場します。

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