吉田兼好とは?
よしだけんこう
吉田兼好とは、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての歌人・随筆家で、日本三大随筆の一つ「徒然草」を著したことで広く知られる人物です。
吉田兼好(よしだけんこう)は、本名を卜部兼好(うらべかねよし)といい、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した歌人・随筆家です。生没年は諸説あり、正確な年代は確定していませんが、おおむね13世紀末から14世紀半ばごろの人物とされています。
もともと朝廷に仕える官人でしたが、30歳前後に出家して仏門に入り、各地を遊歴しながら文筆活動に励みました。代表作「徒然草」は、清少納言の「枕草子」、鴨長明の「方丈記」とならぶ日本三大随筆の一つに数えられています。
「徒然草」の特徴は次のように整理できます。
- 全243段の短章で構成された随筆集
- 無常観・仏教思想を基調としながら、貴族社会の有職故実や日常の雑感を綴る
- 「つれづれなるままに」という書き出しが有名で、余暇の思索から生まれた文章集という性格を持つ
- 処世訓・美意識・人生哲学が織り交ぜられ、後世の読者に広く親しまれてきた
「徒然草」は中世日本の文化・思想を知る上で欠かせない文献であるとともに、近世以降も広く読まれ、現代でも国語教育の定番教材として親しまれています。
使い方・例文
国語の授業では「つれづれなるままに」で始まる冒頭文がよく取り上げられます。「仁和寺にある法師」の段など、日常を鋭く観察したエピソードは日本人に広く知られています。
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