口をそろえるとは?
くちをそろえる
「口をそろえる」とは、複数の人が示し合わせたように同じ内容のことを言う、という意味の慣用句です。
「口をそろえる」は、複数の人が内容や表現を一致させて同じことを言う様子を表す日本語の慣用句です。英語では「speak in unison(声をそろえて)」や「say the same thing」に近い表現に相当します。
語の成り立ちとしては、「口」を道具や手段の象徴としてとらえ、複数の口が同じ方向・内容を向いている、というイメージから来ています。「声をそろえる」と混同されることがありますが、「声をそろえる」は主に同時に声を出す行為を指すのに対し、「口をそろえる」は発言の内容が揃っていることに重点が置かれます。
使われる文脈としては、次のような場面が代表的です。
- 証人や関係者が同じ証言をして証拠の信憑性を高めようとする場面
- 家族や友人がある人物の評価について一致した意見を述べる場面
- 組織内で公式見解として統一した説明をする場面
ニュアンスとしては、あらかじめ示し合わせたような印象を与えるため、場合によっては「口裏合わせ」的な否定的なニュアンスを帯びることもありますが、単純に意見が一致していることを強調する中立的な用法もあります。
使い方・例文
「チームメンバーが口をそろえて『彼女のリーダーシップのおかげで成功した』と語った」のように、複数の人の証言や評価が一致している場面で使われます。
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