印刷局とは?
いんさつきょく
印刷局とは、国家が紙幣・切手・公文書などを印刷・製造するために設置する公的機関のことです。
印刷局(いんさつきょく)とは、国家が紙幣・切手・旅券・国債証券・重要公文書などを公式に印刷・製造する目的で設置する公的機関です。偽造防止のために高度なセキュリティ技術を持ち、国の信用を支える重要なインフラの一部とされています。
日本においては、明治4年(1871年)に大蔵省印刷局として設立されたのが始まりです。以降、日本の紙幣・切手・収入印紙・旅券などの印刷を一手に担ってきました。2003年(平成15年)の独立行政法人化に伴い、「独立行政法人国立印刷局」として現在も運営されています。主な製品には以下のものがあります。
- 日本銀行券(紙幣)
- 郵便切手・収入印紙
- 旅券(パスポート)
- 各種証明書・官報
印刷局が手掛ける紙幣には、偽造防止のためのホログラム・特殊インク・マイクロ文字・すかし・凸版印刷など多重の技術が用いられています。また各国に印刷局に相当する機関が存在し、たとえばアメリカの「Bureau of Engraving and Printing(BEP)」、イギリスの「De La Rue」などが知られています。印刷局の技術は国家機密的な側面もあり、厳重な管理体制のもとで運営されています。
使い方・例文
日常的に使っている千円札や一万円札は、国立印刷局が製造した印刷物です。また海外旅行の際に必要なパスポートも、国立印刷局で印刷・製造されています。
この用語をシェア
最終更新: