南蛮みそとは?
なんばんみそ
南蛮みそとは、唐辛子(南蛮)を細かく刻んでみそと合わせた、ピリ辛の調味料・おかずみそのことです。
南蛮みそとは、唐辛子(地域によって「南蛮」と呼ばれる)をみそに混ぜ合わせて作るピリ辛の加工みそで、ご飯のおかずや料理の調味に幅広く使われます。新潟県や長野県をはじめとする信越・北関東地方で古くから親しまれてきた郷土の保存食のひとつです。
「南蛮」という言葉は、室町〜江戸時代にポルトガルやスペインなど南方からもたらされた唐辛子を指す呼び名に由来します。唐辛子は保存性を高め、食欲を刺激する効果があることから、みそとの相性が抜群で、農家の保存食として各家庭で独自の配合が受け継がれてきました。
基本的な作り方は、青唐辛子(または赤唐辛子)をみじん切りにし、みそ・砂糖・みりんなどと一緒に炒め合わせるものです。地域や家庭によって次のような違いがあります。
- 使う唐辛子の種類(青・赤・乾燥)
- みそのベース(米みそ・麦みそ・合わせみそ)
- 甘みの強さ(砂糖・はちみつの量)
- 具の追加(ゴマ・ナス・くるみなど)
温かいご飯にそのまま乗せて食べるほか、冷ややっこのたれ、野菜炒めの調味料、おにぎりの具など用途は広く、ピリッとした辛さの中に旨みと甘みが溶け込んだ風味が幅広い料理に活かせます。
使い方・例文
新潟の農家の食卓では、炊きたてご飯に南蛮みそをひとさじ乗せてそのまま食べるのが定番で、漬物や焼き魚と並ぶおかずみそとして重宝されています。
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