前板とは?
まえいた
前板とは、着物を着付ける際に帯の内側に挟み込む板状の小道具で、帯の前面をすっきりと平らに整えるために使います。
前板(まえいた)とは、着物の帯を締める際に前側の帯の内側に差し込む板状の着付け小道具です。帯を巻いた後に胴部分の前面に挿入することで、帯のしわを防ぎ、美しくフラットな状態に保つ役割を果たします。
素材はプラスチック製・ボール紙製・竹製などがあり、厚さや硬さはさまざまです。サイズは幅が帯幅よりやや小さく、横は胴回りの前半分をカバーする長さが標準的です。両端にゴムベルトが付いた「ゴム前板」は、帯を巻く前に胴に固定できるため、初心者にも扱いやすいと人気です。
前板を使うことで次のような効果が得られます。
- 帯前面のしわ・よれを防いで美しいラインを保つ
- 帯の形崩れを防ぎ、長時間の着用でも整った状態が続く
- 帯締めや帯留めと組み合わせてスタイリッシュな着付けを実現する
前板は名古屋帯・袋帯・半幅帯など帯の種類を問わず使われますが、浴衣の半幅帯に使う場合は薄手の小さなものが適しています。後ろに差し込む「後ろ板」とセットになっている商品もあり、ふくら雀など変わり結びをする際には後ろ板が欠かせません。着付けの完成度を高めるための基本的な和装小物です。
使い方・例文
着物の着付け教室では最初に前板の使い方を習うことが多く、帯を巻く前または巻いた後で前側に差し込むと、帯の前面がぴんと張って仕上がりがきれいになります。
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