切土とは?
きりど
切土とは、道路・宅地・鉄道などを造成する際に地盤を削り取る土工作業のことで、盛土と対になる土地造成の基本技術です。
切土(きりど)とは、土木・建設工事において地山(自然地盤)を機械や人力で掘削・削り取り、所定の高さや形状に整える作業のことをいいます。道路、鉄道、宅地造成、ダム建設など、あらゆる土木工事で用いられる最も基本的な土工技術の一つです。
切土に対して、土を盛り上げて地盤を高くする作業を「盛土(もりど)」といい、この二つは土工作業の両輪として常にセットで扱われます。切土によって生じた余剰土は運搬されて盛土材として再利用されることも多く、土量バランスの管理が工事コスト削減の重要な要素となります。
切土に関する主な技術的ポイントは以下のとおりです。
- 切土面の安定を確保するため、地盤の種類に応じた適切な法面(のりめん)勾配が設定される
- 風化や雨水による侵食・崩壊を防ぐため、法面の保護工(植生・コンクリート吹付など)が施される
- 切土の深さや範囲によっては、地下水の湧出や周辺地盤の変動に注意が必要
- 都市部では近隣建物への影響を考慮した施工計画が求められる
宅地造成に伴う切土は、法律(宅地造成及び特定盛土等規制法)により一定規模以上のものは許可が必要です。切土斜面の崩壊は土砂災害の原因になることがあるため、切土の設計・施工管理は安全上きわめて重要な技術領域です。
使い方・例文
山を切り開いて新しい道路を作る際、山の斜面を削る切土作業が最初の大規模な工程として行われます。
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