出小手とは?
でこて
出小手とは、剣道の技のひとつで、相手が打ち込もうとして竹刀を振り上げた瞬間に、素早く相手の小手を打つ応じ技のことです。
出小手(でごて)は、剣道における応じ技のひとつです。相手が面や小手などを打とうとして動き出した瞬間を捉え、その出頭(でがしら)に対して小手を打つ技法で、「出ばな小手」とも呼ばれます。
技の仕組みとしては、相手が攻撃のために竹刀を振り上げる際、必ず前に踏み込む動作が生じます。その一瞬、相手の小手が前に出て無防備になる瞬間を利用します。自分は後退や横捌きをせず、むしろ積極的に前に出ながら相手の小手を素早く打ちます。タイミングと踏み込みの一致が最大の要点です。
出小手が成立するための条件として重要なのは「気剣体の一致」です。気合いを乗せた鋭い踏み込みと竹刀の振りが完全に一致したとき、有効打突として認められます。中途半端なタイミングでは打突が認められないため、精度の高い間合いの読みが必要です。
実戦では、相手の攻撃の起こりを感じ取る洞察力と、それに対して先手を打つ胆力が求められます。出小手は攻撃的な守りともいえる技で、試合で決まると観客からも評価される技術です。上位レベルの試合ほど出小手の応酬が増える傾向があります。
使い方・例文
相手が面打ちに踏み込んできた瞬間に、逆に前へ出て素早く小手を打ち抜く出小手は、相手の動きを読む洞察力が試される技として剣道の試合でよく見られます。
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