内向性と外向性とは?
ないこうせいとがいこうせい
内向性と外向性とは、人の関心やエネルギーが自分の内面に向かうか(内向性)、外の世界や他者に向かうか(外向性)を示すパーソナリティの次元です。
内向性(introversion)と外向性(extraversion)は、スイスの心理学者カール・グスタフ・ユングが提唱した人格の基本的な方向性を表す概念です。現代のパーソナリティ心理学でも、ビッグファイブ理論の5因子のひとつとして外向性が含まれており、最も研究が蓄積された性格特性のひとつです。
それぞれの特徴は次のように整理されます。
- 外向性が高い人:社交的・話好き・刺激を求める・集団でエネルギーを得やすい
- 内向性が高い人:一人や少人数を好む・深い思考を重視・静かな環境で回復しやすい
重要なのは、内向性が「引っ込み思案」や「社会不安」と同義ではない点です。内向的な人が社交を楽しめないわけではなく、単独またはごく少数での活動でエネルギーを回復しやすいという違いです。また多くの人は内向性と外向性のどちらか一方の極ではなく、中間的な「両向性(ambivert)」を示します。
内向性・外向性は遺伝的要因と環境的要因の双方が関わり、脳の覚醒レベルや刺激への感受性の違いが神経科学的な背景として研究されています。職場・教育・恋愛などさまざまな場面での対人行動スタイルに影響を与えます。
使い方・例文
大勢のパーティのあとに「疲れた」と感じ一人の時間で回復するなら内向性寄り、逆に人と交わることでむしろ元気になるなら外向性寄りの傾向があると言われます。
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