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共感力とは?

きょうかんりょく

共感力とは、他者の感情や置かれた状況を自分のことのように理解し、感じ取ることができる能力のことです。

共感力とは、相手の気持ちや立場を想像し、その感情を自分のものとして受け取る能力を指します。英語の「empathy(エンパシー)」に相当し、単に相手の状況を頭で理解する「sympathy(同情)」とは区別されます。

神経科学的には、共感力にはミラーニューロンが関与していると考えられています。ミラーニューロンは他者の行動や感情を観察したときに自分が同じ動作をするかのように反応する神経細胞で、「感情的共感」の生物学的基盤の一つとされています。また、共感には「感情的共感(相手の感情を感じる)」と「認知的共感(相手の視点を理解する)」の二種類があります。

共感力が高い人は次のような特徴を持ちやすいとされています。

  • 相手の話をよく聞き、言葉の裏にある感情をくみ取れる
  • 人間関係において信頼されやすい
  • 対立場面でも相手の立場を理解しようとする
  • 医療・福祉・教育などの対人支援職に向いている

一方、共感力が強すぎると相手の感情を引き受けすぎて消耗する「共感疲労」を起こすこともあります。適切な距離感を保ちながら共感する「コンパッション(思いやり)」とのバランスが重要です。日常の対話や読書・映画鑑賞などを通じて共感力は伸ばすことができます。

使い方・例文

友人が落ち込んでいるとき、アドバイスをせずにただ「つらかったね」と寄り添える人は、共感力が高いといえます。

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