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兌換紙幣とは?

だかんしへい

兌換紙幣とは、保有者がいつでも発行機関に持参することで金や銀などの正貨と交換できることが保証された紙幣のことです。

兌換紙幣(だかんしへい)とは、発行元(中央銀行や政府)が、紙幣の保有者の求めに応じて一定量の金・銀などの貴金属(正貨)と交換することを約束した紙幣です。「兌換」とは「交換する」という意味です。

兌換紙幣の根本的なしくみは「金本位制」や「銀本位制」と深く結びついています。発行機関は紙幣の発行量に見合った金・銀の準備(準備金)を保有しなければならず、過剰な紙幣発行が制度上難しくなるため、通貨価値の安定につながるとされました。

兌換紙幣と不換紙幣の主な違いは以下のとおりです。

  • 兌換紙幣:金・銀との交換が保証されている(金本位制時代に主流)
  • 不換紙幣:交換の保証がなく、国家の信用のみに基づく(現代の法定通貨)

日本では明治時代に兌換紙幣制度が整備され、日本銀行が発行する兌換銀行券が流通しました。しかし第一次・第二次世界大戦や大恐慌などの影響で各国の金本位制が次々と停止・廃止され、兌換の停止が相次ぎました。1971年のニクソン・ショックによってアメリカのドルと金の交換が停止されたことを機に、世界的に兌換紙幣の時代が終わり、現在の不換紙幣体制に移行しました。

使い方・例文

兌換紙幣の時代には、銀行に紙幣を持っていけば金や銀の地金に換えてもらえる制度が存在しており、紙幣の信用は実物の貴金属に裏付けられていました。

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