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傾斜集材路とは?

けいしゃしゅうざいろ

傾斜集材路とは、山の斜面に沿って設けた木材搬出用の簡易な路で、伐採した丸太を重力や機械を使って下方へ滑らせながら運び出すものです。

傾斜集材路(けいしゃしゅうざいろ)は、急傾斜地における木材搬出のために山腹の傾斜を利用して設けられた簡易な通路です。作業道林道ほどの整備水準を持たず、伐採した丸太を滑らせたり、ウインチや小型機械を補助的に使ったりして山下の土場まで材を集める目的で使用されます。

傾斜集材路の主な特徴は次のとおりです。

  • 路面:最小限の整地のみで、舗装や排水工を省くことが多い。
  • 勾配:急傾斜地に設けるため、通常の作業道よりも急な勾配になる場合がある。
  • 設置期間:一作業シーズンの使用を前提とした一時的な路であることが多い。
  • 搬出方法:丸太の自重を活かした「滑走」や、ウインチによる牽引が用いられる。

利点としては、路網整備コストを抑えながら急傾斜地から材を搬出できる点が挙げられます。一方で、土壌侵食の起点になりやすいこと、適切な設計なしには路面が崩壊するリスクがあること、丸太に傷がつきやすいことがデメリットです。

近年では架線集材や高性能機械の普及によって傾斜集材路への依存度は下がっていますが、小規模・急傾斜の現場では今も有効な選択肢とされています。土壌への影響を最小化するため、丸太や残材を敷き詰めた「グラップルパス」として整備するなどの工夫も行われています。

使い方・例文

急傾斜の間伐現場では、重機が進入できない斜面に傾斜集材路を設けて丸太を滑走させ、林道沿いの土場に集材してからトラックに積み込む方法がとられることがあります。

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