健康寿命とは?
けんこうじゅみょう
健康寿命とは、日常生活を制限なく自立して送ることができる期間のことで、単なる平均寿命とは区別して使われる指標です。
健康寿命とは、心身ともに健康で日常生活を支障なく送ることができる期間を指します。平均寿命が「生きている期間の長さ」を示すのに対し、健康寿命は「健康に生きられる期間の長さ」を意味します。
日本では厚生労働省が3年ごとに健康寿命を公表しており、「日常生活に制限のない期間」として算出しています。算出方法としては、国民生活基礎調査の自覚的健康感データをもとにサリバン法が用いられることが多いです。
平均寿命と健康寿命の差が「不健康な期間」にあたります。この差を縮めることが、個人の生活の質(QOL)向上と社会的な医療・介護費削減の両方において重要な目標とされています。
- 日本人の平均寿命は男女ともに世界最高水準
- 一方で平均寿命と健康寿命の差は男性で約9年、女性で約12年程度
- この差の間、医療や介護に依存して生活する期間が続く
国の健康増進計画「健康日本21」では、健康寿命の延伸を最重要目標の一つとして掲げており、運動習慣・食生活の改善・社会参加の促進・フレイル予防などが推進されています。健康寿命の延伸は、超高齢社会における持続可能な社会保障制度の確立にも直結する課題です。
使い方・例文
「平均寿命は長いが健康寿命との差が大きい」という問題意識から、自治体が高齢者向けの体操教室や栄養指導を実施する際に、健康寿命という指標が目標として使われます。
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