二言語併用とは?
にげんごへいよう
二言語併用とは、一人の話者または一つの社会が二つの言語を日常的に使い分ける状態・能力のことで、バイリンガリズムとも呼ばれます。
二言語併用(にげんごへいよう)は、英語では「Bilingualism(バイリンガリズム)」と呼ばれ、個人または社会が二つの言語を持ち、状況に応じて使い分ける状態を指します。言語学・社会言語学における重要な研究テーマの一つです。
二言語併用には大きく二つの観点があります。個人レベルの二言語併用では、一人の話者が二言語を流暢に使えることを指し、両言語の習熟度や習得年齢によって様々な類型があります。社会レベルの二言語併用では、コミュニティや国家が複数の言語を公用語・生活語として運用する状態を指します(ダイグロシアとも関連する)。
二言語併用に関連する主な概念は以下の通りです。
- コードスイッチング:会話の中で二言語を切り替えたり混合したりする現象
- 言語転移:第一言語の規則が第二言語に影響を与えること
- ダイグロシア:同一社会内で「高位言語」と「低位言語」が使い分けられる状態
- 継承語:移民家庭で親から子へ受け継がれる出身国の言語
二言語併用者は認知面での柔軟性が高いとする研究もあり、注意機能や問題解決能力への影響が議論されています。グローバル化に伴い多言語社会が増え、教育・政策・アイデンティティなどの観点から二言語併用の研究は引き続き活発です。
使い方・例文
「カナダでは英語とフランス語の二言語併用が国策として推進されており、政府の公式文書や商品パッケージには必ず両言語が表記されている」という形で、社会言語学の文脈でよく用いられます。
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