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三輪壽雪とは?

みわじゅせつ

三輪壽雪(1910〜2012)は、山口県萩市出身の萩焼を代表する陶芸家で、「鬼萩」と称される荒々しく力強い作風で知られ、1983年に人間国宝に認定されました。

三輪壽雪(みわじゅせつ、1910〜2012)は、山口県萩市生まれの陶芸家で、十一代三輪休雪として知られています。萩焼の名門・三輪家に生まれ、萩焼の伝統技法を受け継ぎながら独自の作風を確立しました。

三輪壽雪の作風は「鬼萩(おにはぎ)」と称されます。これは従来の萩焼の柔らかで温かみのある表情とは一線を画し、荒削りで力強く、時に歪みや割れをも作品の一部として取り込む大胆な造形が特徴です。土の可能性を極限まで引き出し、生命力あふれる作品を生み出しました。

萩焼全体の特徴としては、長門(山口)の陶土を用いた柔らかな肌触りと、使い込むうちに貫入から茶が染み込んで色が変わる「七化け(ななばけ)」と呼ばれる経年変化が挙げられます。三輪壽雪はこれらの萩焼の本質を踏まえながら、現代陶芸としての造形表現を追求しました。

1983年に「萩焼」の分野で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。102歳という長寿のうちに晩年まで精力的に制作を続け、20世紀の日本陶芸史を代表する人物の一人として高く評価されています。

使い方・例文

「三輪壽雪の鬼萩の茶碗は、大胆に歪んだ形と力強い土の表情が見る者を圧倒し、茶道の世界において格別の存在感を放ちます。」

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