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三好達治とは?

みよしたつじ

三好達治とは、大正から昭和にかけて活躍した日本の詩人で、西洋詩の技法を吸収しつつ日本の叙情と自然美を詠った作風で知られ、「甃のうへ」などの作品が教科書にも採られています。

三好達治(みよし・たつじ、1900〜1964年)は、大阪府生まれの詩人です。東京帝国大学文学部仏文科で学ぶ傍ら、萩原朔太郎室生犀星に師事し、詩作への情熱を深めました。

1930年に刊行した第一詩集『測量船』は、叙情的でありながら言語の造形意識が際立つ作品として高く評価され、詩壇にその名を刻みました。フランス象徴詩や近代ヨーロッパ詩の影響を受けつつも、日本語の音韻と情景描写を大切にした独自の詩境を開拓しました。

三好達治の詩の特徴は次のとおりです。

  • 自然と季節を細やかに捉えた叙景描写
  • 口語と文語を巧みに混在させた文体
  • 静謐で透明感のある抒情性
  • フランス詩の翻訳や評論も含む幅広い文学活動

代表的な詩に「雪」(『測量船』所収)や「甃のうへ」があり、後者は現在も高校の国語教科書に掲載されています。詩集のほか、詩論や翻訳にも取り組み、昭和の詩壇において後進に大きな影響を与えました。

使い方・例文

高校の現代文の授業や、日本近代詩のアンソロジーを読む際に、三好達治の詩に接することがよくあります。

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