万華鏡とは?
まんげきょう
万華鏡とは、筒の中に配置した鏡とカラフルな小物が反射し合って美しい幾何学模様を映し出す光学玩具です。
万華鏡(まんげきょう)とは、筒状の容器の中に複数の鏡を角度をつけて配置し、小さなビーズや色ガラスなどの装飾物が反射によって万華のごとく変化する美しい模様を生み出す光学的な玩具・工芸品です。英語では「カレイドスコープ(kaleidoscope)」と呼ばれます。
万華鏡の仕組みは、鏡の反射と光学の原理に基づいています。一般的には2枚または3枚の鏡を細長い三角柱や二角形に組み合わせ、筒の先端に透明なケースに入ったビーズ・石・色紙などを収めます。光を当てながら筒を覗くと、装飾物が無数に反射し合い、左右対称または六角形・八角形などの整然とした幾何学模様が現れます。筒を回転させるたびに装飾物の配置が変わり、模様が刻々と変化するところが大きな魅力です。
万華鏡はスコットランドの物理学者デイヴィッド・ブリュースターが19世紀初頭に特許を取得したことで広く普及しましたが、鏡を使った類似の遊具はそれ以前にも各地に存在していました。日本へは江戸時代末期に西洋から伝わり、「百色眼鏡(ひゃくしきめがね)」などとも呼ばれました。
現代では子ども向けの玩具から、職人が手吹きガラスや天然石を用いて制作する高級工芸品まで幅広い種類があります。また、デザイナーや映像作家がパターン生成のインスピレーション源として万華鏡を活用するなど、芸術・デザイン分野でも重要な位置を占めています。
使い方・例文
子どもが万華鏡を目に当て、くるくると回しながら「模様が変わった!」と歓声を上げる場面は、おもちゃ売り場や科学館でよく見かけます。理科の授業で光の反射を学ぶ教材としても使われます。
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