ヴァイエルシュトラスとは?
ゔぁいえるしゅとらす
カール・ヴァイエルシュトラスは、19世紀ドイツの数学者で、解析学を厳密な論理で再構築し「近代解析学の父」と呼ばれます。
カール・テオドール・ヴィルヘルム・ヴァイエルシュトラス(Karl Theodor Wilhelm Weierstrass、1815〜1897年)は、19世紀プロイセン(現ドイツ)に生まれた数学者です。長年にわたり中等教育で教壇に立ちながら独自に研究を続け、40代でベルリン大学の教授に転じました。
ヴァイエルシュトラスの中心的業績は、解析学(微積分学)の厳密化です。当時の数学では「無限小」や「極限」の概念があいまいに使われていましたが、彼はε-δ論法(イプシロン・デルタ論法)を体系的に整備し、極限・連続・微分・積分を厳密な不等式で定義し直しました。この成果によって直観に頼った議論が一掃され、現代数学の論述スタイルが確立されました。
また「至るところ連続だが至るところ微分不可能な関数(ヴァイエルシュトラス関数)」を構成して当時の数学界に衝撃を与えたことでも知られます。複素解析・楕円関数論にも重要な貢献を残し、多くの優れた弟子(ゾフィア・コワレフスカヤなど)を育てました。
使い方・例文
「ε-δ論法はヴァイエルシュトラスが確立した、極限を厳密に定義するための手法だ」という文脈で数学科の講義に登場します。
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