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ワルター・ウルブリヒトとは?

わるたーうるぶりひと

ワルター・ウルブリヒトとは、東ドイツ(ドイツ民主共和国)の建国と体制確立を主導した共産党指導者で、ベルリンの壁構築を命じた人物として知られます。

ワルター・ウルブリヒト(Walter Ulbricht、1893〜1973年)は、ドイツ政治家で、ドイツ社会主義統一党(SED)の指導者として東ドイツ(ドイツ民主共和国、DDR)の政治を長年にわたり支配しました。

ライプツィヒ生まれで、若くしてドイツ共産党(KPD)に入党し、ナチス政権下ではソ連などに亡命して活動を続けました。第二次世界大戦後にソ連占領地区に戻り、1949年の東ドイツ建国とともに党内で絶大な権力を握りました。

ウルブリヒト体制(1950年代〜1971年)の主な出来事は以下のとおりです。

  • 1953年の労働者蜂起の鎮圧:ノルマ引き上げへの抗議デモをソ連軍の協力で武力鎮圧した
  • 1961年のベルリンの壁建設:西側への人口流出を止めるため壁の構築を命令した
  • 農業の集団化と重工業中心の計画経済の強行

ベルリンの壁は、ウルブリヒトが1961年6月の記者会見で「壁を建設する意図はない」と否定してからわずか数週間後の8月に着工されたことでも有名です。1971年にホーネッカーに権力を移譲し、1973年に死去しました。冷戦史における東側体制の象徴的人物として語られます。

使い方・例文

冷戦の象徴とも言えるベルリンの壁は、ウルブリヒトの指示のもと1961年8月に一夜にして建設が始まり、東西ドイツを28年間にわたって分断しました。

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