ロールスロイス・トレントとは?
ろーるすろいすとれんと
ロールスロイス・トレントとは、イギリスのロールスロイス社が製造する高バイパス比ターボファンエンジンのファミリーで、民間旅客機に広く搭載されています。
ロールスロイス・トレント(Rolls-Royce Trent)は、イギリスの航空エンジンメーカーロールスロイス社が開発・製造する大型ターボファンエンジンのシリーズです。「トレント」の名称はイングランドを流れるトレント川に由来します。
トレントシリーズは1990年代に登場し、高バイパス比・高効率・低燃費を特徴とする三軸式(スリーシャフト)ターボファンエンジンとして設計されました。三軸構造はロールスロイス独自の設計思想であり、圧縮機を三段階に分けることでエンジン効率と信頼性を高めています。
主なバリアントと搭載機の例は以下の通りです。
- トレント700:エアバスA330に搭載
- トレント800:ボーイング777に搭載
- トレント900:エアバスA380に搭載
- トレント1000:ボーイング787(ドリームライナー)に搭載
- トレントXWB:エアバスA350に搭載(XWBは「eXtra Wide Body」の略)
トレントXWBは現時点で世界で最も燃費効率の高い航空エンジンのひとつとして評価されており、A350の長距離・低燃費運航を支えています。一方、トレント1000は787就航当初に耐久性に関する問題が発生し、長期間にわたる点検・部品交換が航空会社に影響を与えたこともありました。
現在もロールスロイスは次世代技術の開発を継続しており、航空業界の脱炭素化に向けた取り組みの中心的な役割を担っています。
使い方・例文
「エアバスA350に搭載されたロールスロイス・トレントXWBは、その高い燃費効率から長距離国際線で多く採用されている」といった航空機解説の文脈で使われます。
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