ロールオーバーとは?
ろーるおーばー
ロールオーバーとは、先物取引で期限を迎えたポジションを次の限月の契約へ乗り換える操作です。
ロールオーバー(Rollover)とは、先物取引やオプション取引において、保有しているポジションの決済期限(限月・満期)が近づいた際に、現在の契約を決済すると同時に、次の限月の契約を新規建てすることでポジションを継続する操作を指します。
先物契約には必ず満期があります。投資家が価格動向の方向性に賭けたポジションを長期間維持したい場合、満期が来るたびに翌月や翌々月の限月へとポジションを「乗り換え」なければなりません。この乗り換え作業がロールオーバーです。
ロールオーバーには以下のようなコスト・注意点があります。
- ロールコスト:近い限月と遠い限月の価格差(スプレッド)が乗り換えコストとなる
- コンタンゴ(順鞘):期先の価格が高い状態では、ロールオーバーのたびに不利なレートで乗り換えが発生しやすい
- バックワーデーション(逆鞘):期先が安い場合はロールオーバーが有利に働く場合もある
商品先物(原油・金・農産物など)に連動するETFや投資信託はこのロールオーバーを定期的に行っており、その際のコストが長期的な運用成績に影響を与えます。投資家にとってロールコストの理解は先物投資の基礎知識です。
使い方・例文
「原油先物の期近が満期になる前にロールオーバーを行い、来月限のポジションへ切り替えることでロングポジションを維持した」という場面で使われます。
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