ロス・ペローとは?
ろすぺろー
ロス・ペローは、IT企業EDSを一代で築いたアメリカの実業家で、1992年の大統領選に独立候補として出馬したことでも広く知られています。
ロス・ペロー(Ross Perot、1930〜2019)は、アメリカの実業家・政治家で、テキサス州テクサーカナ出身です。IBMの優秀な営業マンとして頭角を現した後、1962年にデータ処理会社EDS(エレクトロニック・データ・システムズ)を創業しました。
EDSはアメリカ政府や大企業のコンピューター業務を受託するビジネスモデルで急成長し、ペローはこれを1984年にゼネラルモーターズ(GM)に売却して数十億ドルの富を得ました。その後1988年にペロー・システムズを設立し、再びIT事業で成功を収めました。
ペローが特に注目されたのは政治の世界でのことです。1992年のアメリカ大統領選挙に民主・共和両党に属さない独立候補として出馬し、第三政党候補としては異例の約19%の一般投票を獲得しました。財政赤字削減やNAFTA反対を訴え、既存の政治への不満を持つ有権者の支持を集めました。1996年の大統領選にも再出馬しています。
ベトナム戦争時には捕虜となったアメリカ兵の帰還支援活動にも私財を投じたことで知られ、実業と社会活動の両面で強い信念を持った人物として評されています。
使い方・例文
アメリカの第三政党運動や1992年大統領選挙の歴史を語るとき、またはITサービス業の草創期を説明する際にロス・ペローの名前が挙がります。
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