本文へスキップ

レオ・シラードとは?

れおしらーど

レオ・シラードとは、核連鎖反応の概念を最初に考案したハンガリー系アメリカ人の物理学者・発明家です。

レオ・シラード(Leo Szilárd、1898〜1964年)は、ハンガリーブダペスト生まれの物理学者で、核物理学と生物物理学の両分野に貢献した科学者です。20世紀の科学史において最も重要な人物のひとりとして位置づけられています。

ラード最大業績は、1933年に核連鎖反応の概念を理論的に考案したことです。中性子が原子核に吸収されて複数の中性子を放出し、それが次々と連鎖的に核分裂を引き起こすというアイデアは、後の原子力技術と核兵器開発の理論的基盤となりました。この発見を危険な軍事利用から守るため、シラードはアイデアを英国海軍省に秘密特許として登録しました。

第二次世界大戦前夜の1939年、シラードはアルバート・アインシュタインとともに当時の米国大統領フランクリン・ルーズベルトにナチス・ドイツの核兵器開発を警告する書簡(アインシュタイン=シラード書簡)を送りました。この書簡がマンハッタン計画(米国の核兵器開発計画)の発端となりました。

しかしシラード自身は核兵器の使用に強く反対し、広島・長崎への原爆投下前にはその中止を求める署名活動も行いました。晩年は生物物理学に転向し、核廃絶運動にも力を注いだ平和主義者の科学者として知られています。

使い方・例文

「核兵器の誕生に知的基盤を提供しながら、その使用に最も強く反対した科学者のひとりがレオ・シラードです」といった文脈で語られます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語