ルイ11世とは?
るいじゅういっせい
ルイ11世とは、15世紀フランスの国王で、巧みな外交と謀略によって王権を強化し、フランス統一国家の基盤を固めた「蜘蛛王」と称される人物です。
ルイ11世(Louis XI、1423〜1483年)は、ヴァロワ朝フランスの国王(在位1461〜1483年)です。父シャルル7世との対立から若き日にブルゴーニュ公のもとへ亡命するなど、波乱の前半生を送りました。
即位後は、それまでのフランス国王とは一線を画した現実主義的な統治スタイルで知られます。華やかな宮廷文化や騎士道的な戦争よりも、外交・謀略・懐柔・脅迫といった手段を駆使して目的を達成しようとしました。この狡猾さから「蜘蛛王(l'universelle araigne)」というあだ名が付けられました。
最大の政治的課題はブルゴーニュ公国との対立でした。長年にわたって競り合った末、1477年にブルゴーニュ公シャルル突進公が戦死すると、その領土の多くをフランス王国に組み込むことに成功しました。またアンジュー家の遺産相続やプロヴァンス・バール地方の取得など、フランスの領土を着実に拡大しました。
中央集権化を進め、諸侯の力を削ぐ政策を推進した点で、近代フランス国家形成における重要な国王のひとりとして評価されています。
使い方・例文
「ルイ11世は剣よりも外交と謀略を好み、強大なブルゴーニュ公国を最終的に解体へと追い込んだ」のように、フランス史・中世ヨーロッパ史の文脈で登場します。
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